あの突然の事故から5年、JR福知山線事故追悼慰霊式に夫と娘と3人で参列してきた。
この日は、私にとって、犠牲になられた人に祈りを捧げ、これからこのような事故がないよう安全を祈り、事故後私を支えてくれた周りの人たちに感謝をする特別な日です。
今年は日曜日と重なったせいか、例年より多くの参列者で、負傷者席の前のご遺族の席がずいぶん後ろの方までありました。これだけ多くの方々の身内の方が亡くなられたことを思うと、毎年のことながら心が痛みます。
式の最後に祭壇に献花し退席するのですが、今年の式で今までと違ってきてるなと感じたのは、横に立たれている佐々木現社長、南谷・垣内・山崎元社長に会釈したり、話しかけたりするご遺族の方が増えたことでした。これまでは、深々とおじきをされてるJR側の役員の前を、会釈1つせず知らん顔で通り過ぎる人が多かったのですが。。。
時の流れのせいか、JRに対する気持ちの変化か分かりませんが・・・。
他のニュースで映像を見ることの多い前原国交省大臣も参列されていました。
(写真:ニュースサイトより)
式の後、事故現場でお祈りをして来ました。
マンションからかなり離れた所と、すぐ脇の2箇所に献花台と焼香台があります。
長い通路を歩きながら、事故直後この辺りでマンションにへばりついた車両をぼーっと眺めていたことを思い出したりしました。
多くの取材陣を逆取材です(^^ゞ
昨日も「○○新聞ですがお話を・・」と声をかけられました。もち無視して通り過ぎたよ。
その後、JR尼崎駅にできた「
COCOEあまがさき」で映画を観て帰ったよ。
ここは、5年前の9月に仮設テントで事故5ヵ月の追悼慰霊式が行われた所です。
5年の歳月の流れを感じました~。(左:現在 右:5年前)