1/8 兵庫芸術文化センター中ホールで、演劇「アテネのタイモン」の大千秋楽を観て来た。
彩の国シェイクスピア・シリーズの第33弾。蜷川幸雄の後任として2代目芸術監督に就任した吉田鋼太郎と、藤原竜也の共演。観たいけど、シェイクスピアは分かりづらいしと迷っていたのだけど、行って良かったと感じられる作品だった (^^)v
この日は、埼玉⇒兵庫と続いた公演の大千秋楽。カーテンコールで吉田鋼太郎が、今日は千秋楽なのに追加公演で昼夕と二回公演になりました。これから新幹線で東京に帰らないといけないと言いながら、何度か拍手に応えて出て来てくれました。
↑この写真は、大千秋楽後の満足気な4人。
一幕は裕福なタイモンが周りに大判振る舞いする明るい舞台。白と黒の中に混じる赤が印象的!
二幕は財政破綻し友人達に裏切られたタイモンが暗い森の中に隠れ住むとても暗い舞台。
舞台装置も俳優さんも全部素晴らしかったなぁ。。
思ってたより出番が少なかった藤原竜也は、かなり声が枯れていた印象。
唾をかけあい、大声で叫びあい、物が投げられと、とても激しい舞台でしたが、吉田鋼太郎の演出はちょっとユーモアで息抜きができる場面もあり、私は蜷川さんの演出作品より好きかも(^_^)a
かなり重かったけど、良いもん観たわ。