9/14 ひと足先に福知山線列車事故現場「祈りの杜」に行ってきました。
この日から報道陣に公開され、遺族や被害者への案内が始まりました。
いただいたパンフレットです。
写真撮影ができませんでしたので、NHKニュースの画面を紹介しますね。
これまで何度もこの場所についての話し合いや説明会が開かれていたので、概要はほぼ把握していましたが、本当に綺麗に整備されていました。
足を踏み入れた途端は、綺麗になりすぎていて、あの事故現場の悲惨さが伝わらないのでは?と思ったのですが、きっちり見たいと思う人には、木々の奥に入れば衝突の場所も間近に見ることができるようになっていました。
また、建物の地下にある事故を伝えるスペースには、事故の概要資料、扉を開けて入った部屋には、当日の号外(入院していた私は初めて見ました)や、事故現場の生々しい写真なども紹介されていました。
電車で横を通る度に、事故当時のままのマンションを10年以上も目にしていたので、何とかしてほしいなと思い続けていた私。
祈りの場としての静かな空間と、事故の悲惨さを伝える場、両面を兼ね備えた良い追悼施設ができたなと嬉しく思いました。
下左:事故〜祈りの杜の概要ができるまでの経緯。こんなに何年もかけて丁寧な経緯で事故現場の整備が進んだのは初めてのケースだと思います。説明会での多様な意見や、細かい要望も考慮されたものになりました。
下右:マンション一部取り壊し〜完成まで。
9/14〜17 報道陣公開、遺族・被害者へ何十回に分けての案内。
9/21〜 午前8時ー午後8時 一般公開。
もし、近くに行かれることがあれば、皆さんにも立ち寄っていただけるとありがたいです。